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新潟の食文化を体感!?「HAKKO HOUSE」について聞きました!
ニュース 2022.04.05
こんにちは!SUZU365 onlineshop スタッフの これえだ です。
今日はタイトル通り、SUZU GROUPの新しい挑戦である「HAKKO HOUSE」プロジェクトについて、SUZU GROUPオーナーシェフの鈴木 将にインタビューした内容をお届けします。
[HAKKO HOUSEについて]
HAKKO HOUSE(読み:はっこう はうす)は、今年6月に開業予定のSUZU GROUP初となる宿泊施設。
単なる宿泊できる場所というわけではなく、地元を知り尽くしたシェフがプロデュースする、“食”に特化した宿泊施設です。一棟貸しの施設は、広々としたキッチンスペースがメイン。新潟の発酵調味料やSUZUのオリジナル調味料、新潟メイドの調理器具が常備されていて、ご自身での調理はもちろん、シェフが目の前で調理を行うことや、時には地元のお母さんを先生に招いてのお料理教室なんてことも。
△HAKKO HOUSEのロゴ発酵をはじめとする、雪国・新潟ならではの食文化を発信する拠点として、SUZU GROUPの今までとこれからをつなぐポイントとも言える、新プロジェクトです。
さらに、只今HAKKO HOUSEプロジェクトはクラウドファウンディングにも挑戦しています!
HAKKO HOUSEの情報やオーナーの想いはこちら(CAMP FIREプロジェクトページ)で詳しくお話ししておりますので、ぜひ一度ご覧ください!そんなプロジェクトについて、私が個人的に気になっていることを中心にインタビューしました!
ここからはその内容を、鈴木との対談風にお送りします!
△SUZU GROUPオーナーシェフの鈴木 将
▼ ▽ ▼ ▽
――早速、質問していきます!(笑)「HAKKO HOUSE」を思いついたタイミングはいつでしたか?
鈴木 将(以下、将) はい(笑)約6年前、イタリア&スペインに行った時。ぼんやりとだけど妄想していました。
それが、ここ数年のコロナ禍でいろんな変化がある中、再び蘇ってきた感じで。様々な面で生じた変化や動きが後押しとなって、プロジェクトとして動き出そうと決めました。――素朴な疑問なのですが、そういう“アイデア”って、どんな時に浮かぶんですか?
(将) HAKKO HOUSEについては、FOODツーリズムを開催した時かな。新潟の食をめぐるツアーでしたが、理想のイメージに近い(食に特化した)宿泊施設が見つけられなくて。宿泊施設という具体的なイメージがわいてきました。
商品やイベントについても、何か行動している時に浮かぶことが多いです。動いている時に、課題が見えてきたり、もっとこうするといいかもってひらめいたり。――HAKKO HOUSEのロゴも、そんな時に?
(将) これは完全に落書きから生まれたロゴです(笑)
元々、“H”AKKO “H”OUSEだから「H」という文字を使いたいとは思っていて、落書きでアイデアをためていたんです。それを打ち合わせの時に見返してみたら、これが目にとまって。人がつながるような、発酵しているような印象に見えたんです。――つまりは後付け・・・?
(将) だね、後付けです(笑)
――それも行動から生まれた産物ですね(笑)ではもう一つのロゴのような、モチーフ(雪椿)との出会いは?
(将) これは長岡の版画作家さん、たかだみつみさんの作品で、過去に加茂市の展示会で出会って一目惚れした作品。
△たかだみつみさんの「雪椿」たかださんのアトリエが摂田屋の近くで、何度かお客様としてもご来店いただいたことがあって。一方的にいつかコラボしたいと思っていたんです。
新しく象徴的なデザインを作ってもらおうとしていたのですが、打ち合わせの中でこの作品のお話をしたところ、そのまま使わせていただけることに。すごく嬉しかったです。――モチーフも含め、まさに全てが新潟メイドですね。では、ここだけでしかできないお話なんてありますか?
(将) 新潟メイド繋がりで言うと、今回は“空間そのもの”を新潟メイドにすることにこだわっています。
毎度新しいことは予算ギリギリでやりくりしているのですが、内装にまで地元のものをとこだわると、非常に・・・難しいんです(笑)
新潟の魅力を五感で伝えられる施設にするためにも、その辺をより頑張って調整して作り込んでいます。――ではプロジェクトが動き出した今、HAKKO HOUSEを通して見る10年後のイメージなどありますか?
(将) 今はコロナの影響で海外からの観光客はほとんど見なくなってしまったけれど・・・10年後は世界各地から新潟を目指して人が集まり、新潟全体が盛り上がっているはずです!!HAKKO HOUSEにも様々な国や地域から、たくさんのお客様がいらっしゃっていると思います。
――まさに美食都市!では最後に・・・これから新潟へいらっしゃる方へ向けて、おすすめポイントを四季で教えてください!
(将) もちろんいつ来ていただいてもいいのですが・・・
<春> 春キャベツや新玉ねぎといった一般的な食材はもちろんですが、雪があるからこその味わいや利点を楽しんでいただきたいですね。新潟の山菜はえぐみが少なく、寒い時期が長い分シーズンが長く楽しめます。雪下野菜(にんじんや大根)なんかも、スタートは遅いけれど、暖かくなってもしばらく冬の味わいを楽しめるのは雪国の特権ですね。
<夏> 長岡野菜や伝統野菜が多いシーズンなので、味わえる食材が最も多いです。収穫期間が短くてなかなか県外には出回らなかったり、調理法や見た目が独特な面白い野菜だったり。新潟に来ていただき魅力を直接伝えることで、より楽しんでもらえると思います。
<秋> やはりこの時期のメインはお米。農家さんも稲作中心にシフトしているため、正直、新潟全体で秋野菜のイメージはあんまりありません。が、それも食文化の一つ。だからこそ、夏の名残を活かした野菜や、同じ品種でも食感・甘さ・味わいが違うと楽しみ方が変わる、という部分を楽しんでいただきたいです。
<冬> 雪国ということで、伝統料理のルーツや保存食が豊富な時期。新潟の食文化「発酵」「醸造」の仕込が始まるシーズンでもあります。そんな、食材や調理法の背景に想いを馳せながら楽しんでいただきたいです。雪を使った保存方法(雪室)をみられるのもこの時期だけ。ザ・新潟!を体感していたけると思います。
△HAKKO HOUSE(キッチンスペース)のイメージさて、今回はHAKKO HOUSEの話題をお届けしました!
いつもより文章が多くなってしまいましたが・・・新潟という土地の魅力について、想いのこもったSUZU GROUPのプロジェクトについて、少しでも興味を持っていただけると嬉しいです。
この場所で、地域や食や文化をモトにどんな発酵がうまれるのか・・・私自身もとても楽しみにしています!!引き続きプロジェクトの様子はよみものページでもご紹介していきたいと思っております!
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